大学を卒業し、
とあるブラック企業に勤めだして
精神病になってしまった人の話。
その人の1日の始まりは、
朝、会社に到着すると、
「おはようございます」
と上司に礼儀正しくあいさつ。
すると、
「くらぁぁ、頭をしっかり下げねーって
行動が伴ってねーんだよ。てめー
とりあえず口だけ動かしとくかって態度がムカつくんだよ」
と怒鳴られ、
「30分間正座して仕事しろ」
こんな感じが毎日だそうです。
会社にいる時間は、
小さなミス一つ許されず、
「ちょっとお茶入れてきて」
とささいな頼まれ事でも(脅され事?)
御湯の温度が熱かったりしようものなら、
その日一日は嫌みな態度を取られっぱなし。
「仕事はできねーわ、
お茶も入れられねーわ、ほんと使えねー」
こんな侮辱的な暴言を四六時中言われ続けます。
ただでさえ新人で分からない事だらけの中
先輩にプレッシャーをかけられたら
ミスの一つや二つやらかしてしまうのは普通に考たら当たり前のこと。
しかし、そこは普通の会社じゃない!
ブラック企業にお勤めの先輩達からしたら
「そんなの関係ねーよ」が常。
いや、むしろ狙ってミスを誘発して、
怒る事によってストレス発散が目的になっていたりもする…
ブラック企業の出社時間と退社時間
その会社の出社時間は朝の9時、退社時間が23時。
残業手当なし、手取り15万にも満たない。
カイジも驚きの低賃金過酷労働!
またノルマが達成できなければ給料から天引き。
なんじゃこりゃ~
っとツッコミを入れたくなります。
昔に比べ最近は、ニュースの特集などによって
ブラック企業の実態が表面化してきているため、
こんな話をしてもそこまで驚かないかもしれません。
あー大変ね。と流す人もいるかもしれません。
しかし実際にブラック企業で働いている人間にとっては、
流せるわけもなく、
マジで自殺したくなる時があるくらい、
今現在最も大きな悩みです。
毎晩夢に会社の光景が出てくるそうです…
朝起きたら寝汗でパジャマがびっしょり…
1か月で7キロ痩せた…
ストレスで何も口に入らない…
「なら辞めちまえよ、そんな会社!
冷静な僕らはこう思いますよね?
でもブラック企業で働いて
精神的におかしくなった状態だと
冷静な判断ができなくなります。
「お前は使えないんだから
どこに行ったってやってけねーよ」
「ここ辞めたら行き場なんかねーぞ」
こんな言葉を毎日のように
浴びせ続けられていると、
「オレってダメなヤツなんだ」
と自信喪失をして本当に次がないと思い込んでしまうそうなのです。
もうなんていうか、
ヤバい宗教団体の洗脳法ですよね。
ブラック企業に洗脳される日本人が多いのは教育に問題あり
日本人って辛いことを我慢して
続ける事はえらい。それは正義だ。
このように小さいころから教育されてきました。
この時代錯誤的思いこみによって、
ブラック企業で働いて苦しんでる人が多いのも
事実ではないのかなと僕は思います。
楽することを許さない社会風土ですよね。
朝から晩までしっかり働いて
汗水垂らさないとお金を得てはいけないみたいな。
でもこれってちょっとおかしいと僕は思うんですよ。
どうして朝から晩まで働く事が
常識とされてきたのかというと、
そうしないと僕達人間は、食う事ができなかったからです。
昔は農業で食べるモノを作る作業を
朝から晩までみんながしないと餓死する時代だったのです。
だから、朝起きたら夜寝るまで
せっせと汗水垂らして働く事が偉いと強引に
庶民の頭に植え付けられてたわけです。
そうしないとみんな死んじゃいますからね。
もイギリスの産業革命によって
機械で大量に食料を
作る事ができるようになった。
ということは、みんながみんな
朝から晩まで働くても食べていけるだけの食べ物は手に入る。
なので当然働く時間も減らせるようになる。
にも関わらず、長時間働くことが偉いと
日本では今でもその悪しき伝統が強く引き続かれてるのです。
と、この前
某ゲーム会社の社長さんと飲んでる時に
その社長が言ってました(笑)
(共感するし正しいと思う)
だから僕らみたいにネットビジネスで稼いでる人に対して、
「あいつらは大して働かない癖に稼いで怠け者だ」
このように叩く人が出てくるのです。
今はもう
労働時間=価値
の時代ではないんですよね。
なぜ労働時間が比較的短い
僕らが稼げているのかというと、
多くの人の役に立つことができているからです。
では、どうして短時間で多くの人の役に立つ事が可能なのか?
それはネットの仕組みを上手く使っているからです。
例えば僕がブログを1記事書いて投稿した場合、何人でもそれを見る事ができます。
これが仮に1人の人しか
見れないという仕組みだったら
そりゃ肉体労働的作業になってしまって
ちょっとした額しか稼げないですけど、
1記事に対して制限がない。
(サーバーの関係上落ちる事はあるかもだけど)
これがネットの力です。
通常、1人の人に対して行う労力で
多くの人の役に立つことができる。
(もちろん見る人が役に立ったと
感じるコンテンツでないと稼げない)
だから労働時間が少なくても多くのお金を稼ぐ事が出来るのです。
ですから、それを怠け者だとか
叩いてる人はちょっと違うかなと思うんですよ。
ブラック企業から脱獄しよう
労働時間が短くてたくさんお金を稼ぐ=悪
みたいなイメージに罪悪感を感じて
心の中ではやってみたいと思ってるのに
それが邪魔をしてネットビジネスに
挑戦することが出来ない人も一定数いるようです。
(特に女性に多い気がします)
もしそれが原因で重い腰が上がらない場合は、
「すぐにやればいい」と僕は自信を持ってススメます。
だってやりたいのにやらないってのはストレス以外なんでもないでしょ。
やりたくない人に対して
無理にススメることはしませんけど、
意味のないイメージによって
躊躇してる人に対しては、
「ユーやっちゃいなよー」とジャ二―さん的ノリで
背中を押しちゃいます(笑)
ブラック企業なんかで働くより、
よっぽど人の役に立つ事ができるし、
何より絶対に楽しいと思いますから。
ただし、「楽してコピペして寝てりゃ稼げる」なんて
どこかの広告でよく目にする失笑物の
キャッチコピーに釣られるような人には
おそらく楽しいものではないし、
失敗に終わる事は目に見えてますので
「やめたまえ」と言っておきます(笑)
語弊を恐れずに言うと、稼ぐのはめちゃくちゃ簡単ですよ。
でも楽ではありません。
だって人の役に立ち、その対価としてお金を頂く訳です。
ちゃんと人のお役に立てる事をしなければなりません。
なぜかネットビジネスって
「寝てても次の日から稼げるんだよね?」
みたいなノリで入ってくる人が多いです。
まずありえませんから(汗)
そこを見失ってる間は永遠に稼ぐ事はできません。
どこからお金が出るのか?
人間からです。
ネットだからって機械を相手にするわけではありません。
でもしっかりと基盤(僕の場合ブログやメルマガ)
を作れば、サラリーマンの10分の1の時間で
何倍ものお金を稼げるのがネットです。
それを頑張ろうって場合は僕は応援します。
あ~~なんか最後説教くさくなってなんかオレきもい(笑)
ありがとうございました。
ps
ちょうどさっき「ヤマダ電機」が
ブラック企業大賞に輝いている時の記事を見ていて
ある事を思い出しました。
僕の友人にフリーターをしている37歳の男がいます。
ある時、その友人がこんな事を言ってきました。
「アイフォン6の事でさあ、
この前ヤマダ電気言ったんだけど、
ヤマダ電機で接客してる奴らって
みんなマジで口が臭いんだよ。
これ、今までヤマダ電機で接客受けて
100%なんだよな。なんで?」
僕に聞かれても(苦汗)
「ブラック企業だから
歯を磨く暇がないのかなぁ?
でも、いくら忙しいって言ってもオレ
、歯ぐらい磨くけどなー。」
まだ言うか(笑)
「もしかしたら歯を磨いたらいけません
なんて社内のマニュアルでもあるのかな?」
あるわけねーだろそんなもん・・・
「ちょっとお前も一回ヤマダ電機行ってみ。
絶対に店員口臭いから。
臭くなかったら飯おごってやる」
絶対嫌だし。てかどんな賭けだよそれ。下品過ぎだろ・・・
「しかもさあ、iPhoneの事で質問しても
何もわかんねーの。むしろオレの方が詳しいんじゃないかってくらい」
まだ愚痴るのかよ(笑)
とまあ、こんな感じの
面白いフリーターなんですけど、
こいつ、めちゃくちゃ頭いいし、
仕事もできて、トークも上手いし
人情的で会社でも人気あって
先輩、同僚、後輩に慕われ
尊敬までされてるんですけど、
時給950円の肉体労働的バイトを週5でこなしている、
典型的な安月給労働者なんですよね。
でも、めちゃくちゃ人生楽しんでて、一緒にいると僕も楽しいです。
まあ彼ほど優秀だったら
普通に正社員として欲しがる会社は
いくらでもあるんでしょうけど、
その道を選んでいないのは、
自由が好きで拘束が嫌いだからなんでしょう。
そいつのヤマダ電機の話を聞いてる時、
ブログでも開設してこういう面白い話を
記事にすれば、すぐに稼げるのになーって
ちょっともったいない気もしました。
彼は今の生活に満足してるみたいなので
敢えて「ネットビジネスしてみれば?」なんて
ススメてないんですよね。
(ただ単にめんどいってのもあるか(笑))
もちろん彼が「ネットビジネス教えてくれ」って
自分から言ってくれば
すぐに協力するのは間違いないですけど。
結局のところ、人生楽しければ
何でもいいんだよなって彼を見てると再確認させられます。
正社員だの、フリーターだの、起業家だ
とかあんまり細かく考える必要がないのかなと。
pps
ちにみに僕の中で
ブラック企業というイメージが強いのは「餃子の王将」です。
昔見た動画があまりにも強烈すぎて…
この動画↓
一度頭に強く植え付けられたイメージってすごすぎ。
僕も気をつけないと。
でも、もう読者の方々に根付いてしまった
「シンヤは彼女に頭が上がらない」っていう
イメージを払拭するのは難しそうです(笑)
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